2016年1月8日金曜日

ARMテンプレートを使ってWindows仮想マシンを作ってみる

Azure Powershell 1.0以前のバージョンではAzure Service Management(ASM)とAzure Resource Manager(ARM)関連のコマンドレッドの切り替え(Switch-AzureModule)が必要でしたが、1.0からはARM関連のコマンドレッドはAzureRMモジュールに含まれるようになりました。以下では、AzureRMモジュールを使ってWindows仮想マシンを作成します。

仮想マシンをAzureにデプロイする場合の基本構文は、以下になります。
#パラメータの指定
$deployName="<デプロイメント名>"
$rgName="<リソースグループ名>"
$locName="<場所>"
$templateURI="<テンプレートのURI>"

# リソースグループの作成
New-AzureRmResourceGroup –Name $rgName –Location $locName

# 仮想マシンをデプロイ
New-AzureRmResourceGroupDeployment -Name $deployName -ResourceGroupName $rgName -TemplateUri $templateURI

Windows仮想マシンを最も簡易的に作成するテンプレートのURIは
https://raw.githubusercontent.com/Azure/azure-quickstart-templates/master/101-vm-simple-windows/azuredeploy.json
※最新のテンプレートについては、GitHub上でURIを確認してください。

これは、Windows Server 2012 R2 Datacenterの仮想マシンをStandard D2サイズで作成するテンプレートになります。
このテンプレートを使用する場合、指定できるパラメータは、ユーザー名、パスワード、DNS名ラベルのみになります。その他のパラメータを変更したい場合は、テンプレートをカスタマイズして使用してください。

なお、テンプレートのREADMEにはWest USロケーションに仮想マシンを作成すると書かれていますが、上記のようにリソースグループでロケーションを指定することにより、West USロケーション以外に仮想マシンを配置することが可能なようです。

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